トリニティ・ブラッド chapter.2 コレクターズエディション [DVD]
値段にもめげずに二巻も購入。
前巻とは違い小説まる一巻分を二話、計一時間に凝縮させたので
原作の持っていたスケール感は薄味に。
しかし物語の核心の「復讐は何も生まない、敵も自身が生きるために、相手を倒そうとする」
という部分は良く分かるようになっています。
絵もやはり綺麗。
バロック調の建物の内装などは凄い描写です。
役者の演技も素晴らしい・・・のですが、エステル役の能登麻美子さんの
声がなんとなく合っていない様な。
エステルは、他人を思いやる優しさと儚さ、そして少量?の気合と根性を
併せ持つ少女のはずでしたが、能登麻美子さんが声を当てているため
ほぼ悲壮感しか感じられない女の子になってしまいました。
原作では「人」を殺めたことの無い彼女でしたが、「復讐」のため敵を
殺めたことでそれが更に薄幸の少女という印象に。
これは次巻以降の仲間と出会う彼女に期待です。
かなり重いテーマの今巻ですが、それだけ視聴者に訴えかけるものがあると思います。
必見である言えます。
「トリニティ・ブラッド」Trinity Blood OST TB music file
今頃になってトリニティブラッドにはまりこんでいるのですが、帯に『汝、トリブラ世界に酔いしれよ!』と。
他のFileのようにセリフが入っているわけではありません。(サウンドトラックだから当たり前ですかね…。)
ただ、様々な曲調でBGMとしてお勧めです☆時々しんみり聴いていると、次曲が大音量!ってのにはドキドキしますけど(^▽^;)
25曲目の『Requiem~祈り』は『吉田先生に捧ぐ』とされています。吉田先生に届いていると良いな…(泣)
九条キヨ イラスト集 Trinity Blood ~rubor~
買う前は
描き下ろし2点だけかぁ・・・
コミック内で(色なしでも)見られる絵なら改めて買わなくても・・・
と、購入を躊躇っていました。
九条さんの絵は本当に綺麗で
善悪全ての登場人物達がそれぞれに美しく魅力的です。
巻頭の見開き描き下ろしアベルクルースニクを見られただけでも良かったです。
個人的には、アベル×エステルの絵をたくさん見たかったので
描き下ろしがそうでなかった事と、描き下ろしが少ない点で、星4です。
トリニティ・ブラッド chapter.5 コレクターズエディション [DVD]
GONZOアニメの宿命ですかね・・・
確かに画像とCGは素晴らしい。
ただ、何を伝えたいのかがはっきりしない。
第5巻を通じての共通テーマははっきり言って「ピーターパン」なのは
良いとして、そこに込められた物が良く分からない。
アニメに関わらず、作品はその思いを伝えるべき手段に過ぎんし、
その手段だけが華麗でも込められた物が少なければかえって空虚感が
伴うのは宿命とも言っていいでしょう。
例えるなら、包装紙が立派で中身が入ってないクリスマスプレゼント。
そんなところじゃないですかね?
トリニティ・ブラッド 第13巻 (あすかコミックス)
ついに茨の玉座編が本格始動しました。
そして、ついにカイン降臨! 原作よりも面白い奴というか、天然でコミカルに描かれており、楽しい男になっております。
しかし、この後の彼の行動が、現在のギャグキャラとしての彼とどれだけのギャップを産むか楽しみです。
エリン公は原作に劣らず相変わらずゴージャスです。メアリさんも凛々しく。ブラザーアンデレは九条先生の趣味だろ、って感じにショタイオンとラドゥを彷彿させました。面白いからいいけど。
他にもヴァージル、ヴァネッサなど新キャラ続々の13間です。
ただ、原作に忠実なのはよいですが、今回は話を進めるための下地のピースを集めているような巻ですので、会話や多数のキャラが出そろうことが多く、演出は面白いけど、アクションらしいアクションはあまりありません。アベルもあんまり出てこないし…悪く言えば地味です、これは原作上仕方が無いけど……下手に省略するとアニメのように説明不足になりかねない……
ラストが近くなってきましたが、個人的に九条先生には外伝、又はアベル、カイン、セス、リリスの過去の話を描いて欲しいと思います。
巻末の帝国の出来事ですが…イオンくんのばーちゃんは相変わらず凄く可愛いですね。あんな上司を持ったバイバルスさんが不憫ですが、うらやましくもあります。