妻の顔は通知表――新! 亭主関白宣言。
関白(=亭主)とは本来、二番目の位であり、一番偉いのは天皇(=妻)。
従って、関白たる亭主は天皇である妻に尽くすべきである!!
という新(真)の亭主関白を唱えた本です。
本書には、妻の尻に上手にひかれるための数々の方法が掲載されています。
どれもこれも本当に面白いものばかりで、思わず笑ってしまいます。
そこまでするか!?と思われる人も多いでしょうが、
ひとえに愛する妻のため。亭主たちの妻への愛情がひしひしと伝わってきます。
僕もこの本を読んだおかげで恋人との関係が改善されました(笑)。
熟年離婚を心配する団塊世代がメインターゲットかとは思いますが、
恋人の気持ちをしっかり掴んではなしたくない独身男性や
夫婦間のトラブルで悩む(もしくは悩んでなくても)女性の方々にもおすすめできる本です。
バム‘s アンホーリー・ユニオン ハードコア関白宣言 [DVD]
バムズアンホーリーユニオンのレビューをいくつか見たのですがその中にドン・ヴィトがバムズに出ていないのは〈ある事件〉を起こしたからと入力されていましたが、ドン・ヴィトが何をしたのか知っている人がいたら教えて下さい!
さだまさし ベストデビュー30周年記念リマスター盤
さださんの曲はどこまでも優しくて、聴いた後もずっと耳に残ります。
心がささくれ立っているなあと感じた時、少し泣きたいなあと思った時に聴くと、何回必ず涙腺を開いてくれて気分が楽になります。
その意味では、特に「道化師のソネット」、「案山子」、「親父の一番長い日」、「防人の詩」、「風に立つライオン」はもう最高ですね。
ハミング・スイッチ
彼女の「いいとこどり」ではなくて、エッセンスがふんだんに織り込まれた作品。
収録は6曲で 価格はミニ・アルバム並み。
しかも オリジナルは3曲で 後はカバー3曲。これって どう?
そんな間に合わせた感じのする選曲だけれど…
これが いい意味で期待を裏切ってくれるのだ。
1曲1曲がすごく生きている。
その曲が持つポテンシャルを、最大限に引き出し、声にして響かせる。
いや、声だけじゃない。 本質はきっと構成力にあるのだろう。
幸せマチコさん のテーマ(?) である タイトル曲は爽やかで、すぐにクセになる。
たぶん誰でも 「あっ、これ聴いたことある」 と思うのではないだろうか。
大胆なアレンジに染められたカバー3曲は、ほぼ新曲といってもいい仕上がり。
あの はじめて名曲に出逢ったときの 背筋が震える感覚がある。
人並みはずれた感受性と表現力を持ったボーカリスト。
ずいぶん前に他のレビューで、作詞をしないアーティストに気持ちを乗せることはできない なんて書いたことがあったが……
彼女の歌をはじめて聴いたときに
「こんな人いるんだっ!」
と驚き、正直 間違っていたことを思い知らされた。
オリジナルをもっと聴きたければ 『二階堂和美のアルバム』 が、
カバー曲をもっと聴きたければ 『ニカセトラ』 がオススメ。
彼女の雰囲気にのまれて、他の作品が聴きたくなってくる名盤です。