静夜~オムニバス・ラブソングス~(初回限定盤)(DVD付)
coloveretionは原曲とは良い意味で別物です。
まだまだ竹善さんの曲作りのセンスは衰えていないようです。
ライブ限定CD曲の「今はただこのまま」が収録されています。
元は割りとシンプルな楽曲でしたが、かなり豪華に歌いなおされています。
これはこれでアリでしょう。原曲のシンプルなオクラの頃の曲調も良いのでおすすめです。
個人的には他の曲も取り直してくれたらうれしかったのですが。
amanogawaのリミックスはシンプルで悪くないです。ややSOSのコーラスが原曲より前に出てきています。
選曲は悪くないので、佐藤竹善初心者ならここから聞き出すのも個人的には有りだと思います。
ある程度聞いてる人には物足りないかもしれませんが。
初回限定版のDVDはPVを持っていない方にはお得ですね。
coloveretionのPVは竹善さんのPVにしては良かったです。
FURUSATO reborn~ふるさと~
「ふるさと」という言葉は、「温かさ」や「懐かしさ」の響きを持っています。そしてどこか淋しく、物悲しいですね。ヒーリング・アルバム「FURUSATO」を聴いていて、日本人の原風景を心の奥底にずっと思い描いていました。
皆さんの「FURUSATO」の情景はどのようなものなのでしょうか。自然が一杯の野や山、川や海、移りゆく四季の変化、素晴らしい日本の姿でしょうか。
日常の生活に追われ、疲れきった現代人にとって、現実にはない理想の「FURUSATO」を一時感じさせてくれるような「ヒーリング・アルバム」です。
NHKの「日本 映像の20世紀」は素晴らしい番組でした。日本中に残っている昔のフィルムを探し出してきて、当時の人々の生活を活き活きと蘇らせてくれた作品でした。また、そのバックに流れる千住明の一連の音楽も大変印象深かったですね。
特にラストに流れる「夕焼けの空に」は、本当に涙がでるようなの名曲です。このCDのピアノ・バージョンも名演奏です。
「心の豊かさ」ってなんでしょうか。感受性を高めて、心のひだに染みこむような「FURUSATO ふるさと」を是非、お聴き下さい。
あんべ光俊アルバムコレクションBOX vol.I
九月に発売予定の「BOX vol.2」と合わせて、ファンとしては、あんべ光俊の軌跡を網羅する、CDの発売は心から嬉しいです。紙ジャケットの仕様も良く、9000円は安いです。初のCD化の「HEARTS」は名作です。 アルバム未収録の曲はvol.2方に収録される予定とのこと。楽しみです。
タイアップだらけの音楽業界で、あんべ光俊のピュアな「魂の歌」が、このようなかたちで発売され、残せることは、本当に価値のあることだと思います。関係者の方に感謝したいです。